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腰部脊柱管狭窄症でも安静時痛の可能性がある

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    脊柱管狭窄症で安静時痛あることが確認される。
    腰部脊柱管狭窄症の重要な理学的所見に「間欠性跛行」があり特徴的な症状である。
    しかし、これら以外にも安静時の痛みを生ずる場合があり、注意を要する。
    詳細は以下のとおり(出典はケアネットTVより)

    脊柱管狭窄症に安静時痛が認められる。  

    L5/S1の狭窄で特徴的に認められる。  

    横浜市立大学の山田 勝崇氏らは前向き研究を行い、安静時下肢痛はL5/S1椎間孔狭窄に特徴的であることを明らかにした。  

    ・非特異的慢性腰痛群(cLBP)と対照群(CG)とで年齢、体重、身長、BMIに差はなかった。  
    ・cLBP群はCG群と比較し、足圧中心動揺の計測パラメータより、不安定な床面での閉眼時安静立位における姿勢動揺が大きいことが認められた(p<0.05)。  
    ・cLBP群 vs CG群の計測パラメータは、足圧中心動揺は1,432.82(73.27)vs 1,187.77(60.30)、RMS矢状面は1.21(0.06)vs 1.04(0.04)、平均振動速度は12.97(0.84)vs 10.55(0.70)であった。

    安静時痛というと他の疾患を考えてしまうが、腰仙関節の脊柱管狭窄症では安静時痛があることをアセスメントに加える必要がある。 実際、間欠性跛行がなくて、夜間痛が生じている患者がいたが、冷えで誘発される筋膜痛として治療を継続していた患者がいた、このような場合でも狭窄症を視野にいれて治療する必要があること考えさせられた。